[AWS SAA対策 自分用メモ] Route53 について

クラウド

私自身まだ SAA 合格していないので一応 SAA 合格しましたが、記載している情報の信頼性は全く保証できません。

SAA 対策のための自分用メモです。

主に教材として使用しているのは以下の2点です。

Route53

概要

  • 名前解決のためのグローバルサービス
    • →リージョンはない。AWS内でマルチリージョン多重化されているとのこと・・・
  • 主に以下の2つでサービスが構成されている
    1. ドメイン管理(レジストラ)
    2. DNS(=Domain Name Server)

ドメイン管理(レジストラ)

ドメインの購入・登録が可能。
パブリックドメインだけでなく、VPC内のインスタンスにドメイン名とプライベートIPアドレスを紐づけることもする。

DNS

ドメイン名とIPアドレスを対応づけるレコードを保持。

ドメインをホストゾーンと呼ぶ。1ホストゾーンで $0.5/月 かかる。

レコードの種類
レコード 意味 イメージ例 備考
A URLとIPアドレスの対 hoge.com => 172.16.XX.XX
CNAME URLを任意のURLに変換 hoge.com => piyo.com
Alias URLをAWSリソースに変換 hoge.com => piyo.com ※ルートドメインをそのまま使える。AWS専用のレコード
  • 各レコードには TTL(=Time to Live)が存在する
    • →ドメイン名からIPアドレスを引いたクライアントは、TTLの時間はそのIPアドレスを使うことになる。TTLすぎると、再度ドメイン名からIPアドレスを引くことになる
  • URLに対するルーティングを複数持つ場合もある(つまり、URLはユニークでないということ)
    • 例えば、hoge.com に対するルーティングは 192.168.0.1172.20.0.1 があるなど

ヘルスチェック

  • Route53 の機能として存在
  • 世界各国にある15箇所のヘルスチェッカーがエンドポイント(ホスト=URL)をチェック
  • アンヘルシーの場合、DNSクエリから除外されるので、フェイルオーバーを実現できる

※ ↑ただし、後述のルーティングポリシーによりヘルスチェックが有効になるものとならないものがある

ルーティングポリシー

以下の7種類から選べる。それぞれ値段が異なる。

ヘルスチェック 1つのURLに複数ルーティングされている場合の挙動
シンプル × 全てを返す。どのルーティングを使用するかはクライアントがランダムで選択する
加重(ウェイト) あらかじめ決めた割合で結果を振り分ける
トラフィックを均等にしたり、ABテストしたりするときに使う
レイテンシー クライアントからのレイテンシーが最も小さいルーティング先を返す
※ルーティング先にリージョンを紐づけして、リージョンとクライアントのレイテンシーで処理する
フェイルオーバー
必須
プライマリとセカンダリを指定し、ヘルスチェック失敗したときのみセカンダリを返す
位置情報 クライアントのIPアドレスから国や地域を割り出してルーティングを振り分ける(あらかじめ地域ごとでルーティングのテーブルを用意しておく必要がある)
合致するものがなければデフォルトを返す
地理的近接性 めっちゃ複雑。とりあえず「トラフィックフロー」を使うと覚えておけば・・・
高価らしい
複数値回答
(マルチバリュー)
基本的な振る舞いはシンプルと同じだが、ヘルスチェック結果で失敗したものは返さない

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