私の環境(Linux Mint 19.1 MATE)では、標準で Windows へのリモートデスクトップができなかったので、その備忘録です。
前提
- 接続元: Linux Mint 19.1 MATE
- 接続先: Windows10
ただし、Windows10 側は Pro エディションでないとそもそもリモートデスクトップ接続を許可できません。
Home の場合、「RDP Wrapper Library」等を利用して細工する必要があります。(こちら参照)
Remmina のインストール
sudo apt-get update
sudo apt-get install remmina
これで Remmina 自体は取得できるのですが、デフォルトでは SFTP と SSH のプロトコルしか対応していないので、プラグインを取得します。
sudo apt-get install remmina-plugin-rdp
# なお、 VNC で接続する場合は以下もあるそうです
# sudo apt-get install remmina-plugin-vnc
Remmina を使ってみる
インストール後、メニューから Remmina を起動します。
もしプラグインを入れる前に Remmina を一度でも起動している場合は、OS の再起動が必要なようです。(私の環境では、一度再起動が必要でした。)
起動後、画面左上側にある「新規」をクリックします。
そうすると、「リモートデスクトップの接続」画面が表示されますので、画面内で以下のように入力します。
- プロトコル: RDP を選択
- サーバー: Windows10 側の IP アドレス
- ユーザー名: Windows10 側のログインアカウント(マイクロソフトアカウント、つまりメールアドレスとか)
- パスワード: マイクロソフトアカウントのパスワード
それ以外は変更不要です。
これで、「接続」を押すと、私の場合は Windows10 へリモートデスクトップ接続成功しました。
参考
なお、今回はこちらの記事を参考にさせていただきました。
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